春ウコンとは
春ウコンは、豊富な精油成分と複数のミネラルを多く含んでいる事から体に良い成分をバランス良く摂取することができます。
生薬名は姜黄(キョウオウ)といいますが、春に花をさかすことから春ウコンと呼ばれています。
春ウコンについて

ウコンとは、ショウガ科のクルクマ属で種類は約50種類ほどあると言われています。
春ウコンはその一種で、よく耳にするターメリックと呼ばれる秋ウコンとは種類が異なります。
主に根茎を使用し、染料や香辛料に使われてます。見た目はショウガそっくりで、切り口は鮮やかな黄色です。
弊社では、3月に植え付けをします。4月頃には、ピンク色の花を咲かせ、葉の大きさは最大1.5メートル程の大きさに成長します。
秋になると栄養を根に集めるために葉が枯れていき、1月中旬に収穫します。
春ウコン商品
クルクミンについて
クルクミンとは、ウコンに含まれるポリフェノール(ほとんどの植物に含まれる苦み、渋み成分)の一種で、クルクミノイドに分類される天然色素です。
クルクミンという名前は、アラビア語でクルクムと言い、黄色と言う意味だと言われています。古くから、カレーのスパイスや布などの染色のために使われており、生薬としても用いられるようになりました。
クルクミンには、肝臓の働きを強化したり、胆汁の分泌を促す作用があり、利尿作用や抗酸化作用などもあります。また、抗酸化作用によって活性酸素を除去することから、老化防止やお肌のシミ、しわ、くすみ防止なども期待されています。
栄養成分
100mlあたりの栄養成分 |
---|
水分4.5g/たんぱく質21.9g/脂質8.3g/糖質54.5g/食物繊維3.8g/灰分7.0g/ナトリウム24.5mg/カリウム2230mg/カルシウム148mg/マグネシウム448mg/リン437mg/鉄12.5mg/亜鉛11.3mg/クルクミン130mg |
主成分
クルクミン | 肝臓の働きを強化したり、胆汁の分泌を促す作用があります。クルクミンがアルコール摂取により生じたアセトアルデヒドを分解し、代謝により排出することで二日酔い対策にも効果的です。また、胆汁の分泌促進によって、コレステロール値の低下も期待されています。抗酸化作用による活性酸素を除去することから、老化防止やお肌のシミ、しわ、くすみ防止なども期待されています。 |
---|---|
ターメロン(精油成分) | 胆汁分泌を促進する作用があります。 |
クルクモール(精油成分) | 実験的に抗ガン作用の強い活性が認められており、中国では、特に有効とされる子宮頸がんの治療に臨床的に用いられています。 |
β-エレメン(精油成分) | 実験的な腫瘍に対して増殖を抑える活性が認められています。 |
鉄 | 身体の中で酸素を運搬し、各器官に提供する働きをもつヘモグロビンやミオヘモグロビンやチトクローム等の酵素を構成する重要な要素で、不足すると貧血や筋肉の酸素欠乏を招きます。 |
カルシウム | 骨粗鬆症の原因はカルシウム不足です。また、自律神経の調整代謝や鉄分の代謝、筋肉の収縮運動に関して重要な役割をしています。 |
マグネシウム | 主要ミネラルの一種で酵素の働きを助けます。マグネシウム不足は糖の処理能力が下がることから、糖尿病の予防や改善にも効果があるとされています。 |
ウコンの歴史

ウコンは、旧約聖書にも出てくるほど歴史は古く、インドや琉球王朝の時代から薬や染料として珍重されていたという記述が残されています。
高温多湿の気候を好む植物なので、温暖で雨量が多い屋久島は生育に大変適しており、昔から多くのウコンが自生していました。
屋久島薬草販売創設者である内田喜一が、自身の病気をきっかけにウコンの豊富な栄養素に気づき、「他の人にも健康になってもらいたい、安心・安全の国産商品をお客様にお届けしたい」と想いから屋久島ウコンは誕生しました。
安心のトレーサビリティ

トレーサビリティとは、商品の流通経路を確認できることをいいます。
屋久島ウコンの里の商品は、生産(契約農家含む)から加工・販売まで自社で一貫して行っております。そのため、安心・安全にお客様までお届けしております。
『春ウコン』商品はこちら